ゲレンデで驚く子どもたちの上達スピード/中武 叡嗣(なかたけ えいじ)カメラマンの撮影秘話

2014年12月3日 水曜日
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 気がつけばもう冬ですね。フォトクリエイトで子どもたちを撮影していますが、この季節になると、スキー教室の撮影のためにゲレンデへ行く機会が増えます。
シーズン的にピッタリということで、スキー教室の撮影話をしたいと思います。
 
 子どもたちは初級、中級、上級と実力ごとにクラス分けされるのですが、彼ら全員100人ぐらいを私一人で撮影します。
 クラスが分かれれば、もちろん滑る場所も違ってきます。初級、中級クラスなら山の低いところで滑っているから移動もスムーズにいくのですが、上級となるとリフトに乗って上のほうへ行くので、参加者全員を撮影するには、こちらとしても考える必要があります。
 そこで私は、午前中は初級、中級クラス、午後は上級クラスと時間で分けて撮影しています。
 
 スキー教室なので、みんながスキーを滑っているシーンを撮ることが必要です。でも、難しい場合もあります。どんなときか…。
 例えば、トイレ休憩を境にソリや雪遊びに変更されることがあります。子どもたちの集中力ややりたいことに応じてやることを変えていくのですが、あの子のスキー姿はまだ撮っていないのになあなんて思う時には、今のこの状況で考えうる撮影をする必要があります。
 
 スキーをするときは、誰でも帽子をかぶり、ゴーグルをすると思います。顔がハッキリしないですよね。撮影するときの気をつける点として目が見える位置まで寄ったり、それが無理なら、楽しく滑っているところを狙って撮影するようにしています。
 そうしているとハッと気づくことがあります。さっきまでおぼつかなかった子が急にスムーズに滑れるようになったり、こちらに手を振りながらボーゲンで降りてきたり、上達のスピードが速いんです。子どもたちの成長力には脱帽しますね。
 
 スキー教室の撮影は天候との戦いでもあります。山の天気は本当に変わりやすくて、吹雪いていたと思ったら急に晴れたり、その連続です。カメラは光がとても大切ですから、明るさが頻繁に変わると、その度に対応します。雪の照り返しにも注意が必要です。一回撮ったら画面を見て、白く飛んでいないかを確認するのは重要事項。常に空を見て、天候の変化を予測することも大事なことです。これらの作業は、良い写真を残すための当然のことです。
 
 スキー教室は泊まりがけなので、食事中のシーン、部屋でくつろいでいるところ、お楽しみ会の様子なども撮影します。そのときの自然な笑顔はほほえましい限り。
その後、私は夜の9時くらいにスキー場を出るわけですが、車の中では仕事をやり切った充実感でいっぱいです。
 そうして1日かけて出来上がった写真は思い出たっぷり。親御さんたちにも喜んでもらえるとありがたいです。
 
いよいよスキーシーズン。子どもたちの上達の速さに驚く季節がやって来ます!
 
(文責:ライター金子塾 滝沢)
 

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