広いゲレンデと大勢の子どもたち。全員撮るには工夫が必要/菅原カメラマンの撮影秘話

2015年2月4日 水曜日
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昨年末の12月27日、28日、子どもたちのスキー教室を撮影してきました。27日は岩手県の夏油高原、28日は同じ岩手の安比高原です。

 

 
スキー教室で気をつけていることは、参加者全員を漏れなく撮影すること。そのために私はメモ帳を携帯するようにしています。参加する子どもたちは50名を越えています。さらに初級、中級、上級に分かれてしまうので、誰を撮って、誰を撮影していないか分からなくなりがちです。シャッターを切るたびに、身につけているゼッケン番号を書き込んでいくことで、確実に全員を撮ることができるのです。
 
 でも、ゼッケンがない場合があります。ビブスは着ているのに番号が書かれていない…。そんなときは、インストラクターが名札をつけているので、その方の名前と付いている子どもたちの人数をメモして、一人ずつ撮影するようにしています。そうすれば撮り漏れを防ぐことができるわけです。
 
 メモを取りながらの撮影ですので、移動する手段としてスキーを履きますが、ストックは持ちません。カメラも望遠、広角と首に2台さげている状態ですから、ストックがあるとフットワークが重くなってしまいます。
 
 
 
子どもたちのレベルは様々です。高学年だから上手、低学年だから下手というわけではありません。高学年でも初めてスキーを滑る子もいれば、低学年でもスイスイ降りてくる子もいます。
初心者の子はスピードが出ない分、フレームに収めやすいのですが、怖がって下を向いてしまいます。これだと顔が見えないので、こちらがしゃがんだり腹這いになったりして、下から撮影するようにしています。
上級者の子は降りてくるスピードが速いので、一人単独で滑っている分にはいいのですが、複数で連なって降りてくると一度に全員を写すことは難しいです。そういう場合は、彼らも一気に下までは降りないので、途中止まったところよりも少し下まで降りいき、滑ってくるのを待ち構えて、再び撮影するようにしています。
 
 スキー教室はスキーをしているところだけを撮影するわけではありません。食事のシーンも撮ります。子どもたちが1泊するときは、部屋でくつろいでいるところやお楽しみ会なども撮影します。部屋でくつろいでいる写真を撮るときは、こちらが無言だと向こうも構えてしまうのでおしゃべりしながら撮影するようにしています。私は高校で講師をしていた経験があるので、子どもたちに話しかけるのは得意。そしてそのほうが、リラックスしたいい写真が撮れるのです。
 
 子どもたちが泊まっても、私は日帰り。そして翌日、また次の現場へと向かいます。スキー教室はシーズン中に数回ありますが、思い出に残る最高の瞬間を写真に残したいと思っています。
 これからも全力で撮り続けますので、よろしくお願いします。
 
(文責:ライター金子塾 滝沢)
 

 

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