色々な初めてを楽しむ家族の絆

2015年4月8日 水曜日
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「家族みんなでマラソン大会に参加できたら楽しいだろうな。」

M.Kさんは思った。そのマラソン大会とは、愛知県東海市が主催する『第30回2014東海シティマラソン』。

 

「家から歩いて5分ほどのところで毎年開催されていましたし、長男も年中さんになったので、一家で走れたら楽しいだろうという気持ちでエントリーしました。」

愛知県東海市在住のM.Kさんは、一家でファミリーの部(2km)にエントリーした。

「今まで、家族全員、マラソンやスポーツに打ちこんできたものは特に無いんです。皆が初めてのマラソン大会です。1週間前くらいから、家族で近所を散歩したり少し走ったり、楽しく過ごすことで大会の準備をしました。」

 

同大会は、東海市制45周年での開催。 名鉄常滑線尾張横須賀駅の東広場を会場に利用しているので、交通アクセスがとても便利でランナーにも好評の大会。

父M.Kさんと母M.Yさん一家には、小学2年生の長女M.Wさん、保育園生でスイミングに通っている長男のM.Kくんがいる。

「長女は近所の神社で巫女(みこ)をしたり、長男はスイミングに通ったりしているので、全員そろう時間を作ることがむずかしいのです。」

M.Kさんは、大会にエントリーしたものの、同時に、小さな我が子を見てこう思っていた。

「長男はまだ保育園生。もしかしたら、ゴールできないかもしれない。」

 

むかえた大会当日は天気も良く、子どもたちも緊張はしていなかった。

「最初は、子どもたち二人とも楽しそうにしていましたね。」

しかし、スタート時刻になると多くのランナーがスタート地点にならび始める。そうして子どもたちは、その雰囲気に少し飲まれたようだ。

そんな中、一家はスタートを切る。

まず、M.WちゃんとM.Kくんが猛ダッシュし、そのまま500mくらいを一気に走ってしまった。直後、長男のM.Kくんが少し疲れを見せ足が止まり、父M.Kさんと一緒に歩く。でも、また走りだす。そんなのを繰り返して父息子でコースを進んでいった。

 

その間、長女のM.Wちゃんと母M.Yさんは母娘肩をそろえて走り、二人でゴールを切った。

「お姉ちゃんは、ゴールまで余裕だったと言っていました。」

長男のM.Kくんはというと、父M.Kさんと歩いたり走ったりを繰り返し、最後は無事にゴールした。初めての2kmは、「くるしかったー。」と言っていたそうだ。

父M.Kさんは言う。

「子どもたちが一生懸命に打ち込む姿を見て、嬉しかったですね。家族みんなでやってみるということ自体が楽しかったです。」

 

M.Kさん一家は、この大会の後、スキーにも初挑戦した。一家4人全員が『初心者』。

「岐阜県のスキー場へ行って、レッスンも受け、少し滑ることができるようになりました。」

ところが、そのスキーで長男のM.Kくんが骨折をしてしまった。療養中は、じっとしているのがつらかったそうだ。

「今は、長男のケガもだいぶ良くなってきたので、また家族でスキーに行きたいです。そして、次回の東海シティマラソンにも、また家族で参加したいですね。」

長女のM.Wさんは、次回の同大会4kmの部に出たいと言っているそう。

 

家族が、一緒にひとつのことを楽しむことで味わえる達成感は

 

格別ということを、早春の中、笑顔のM.Kさんが教えてくれた。

 

(文責:石渡 素子)

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