大会で母想いを発揮する小学生ランナー

2015年5月13日 水曜日
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小学1年生の琉季(りゅうき)くんは2015年2月11日、人生で初めてのマラソン大会に母の現然枝(みさえ)さんと二人で出場。『第15回西東京市ロードレース大会』は1kmの部を6分58秒でゴール。

現然枝さんは、「私が琉季の足を引っ張ってしまったと思うのですが、コース上で琉季は私が来るのをちゃんと待っていてくれたんです。」

母想いの優しいランナーだ。

 

そして、琉季くん人生で2回目の大会は、『調布テンケーマラソン』キッズ1kmの部。

「地元、武蔵野は自然も豊かで公園も多いです。気持ちのいい場所。その地元の近くで開催されるので参加したんです。」

この大会は今回で第4回目の開催。新しく「キッズラン」の部が出来た。大人から子どもまで幅広く楽しめる。武蔵野の森公園が会場で、調布飛行場を脇に走る。「地雷ではなく花をください」というのが大会のコンセプト。地雷廃絶を訴えるチャリティ大会だ。   

大会当日の朝、スタートの際、琉季くんは緊張していないようだった。

「序盤はスローペースで、終盤は飛ばすようにって二人で作戦を立てていました。」

 

そして、レースが始まった。

序盤、周りの選手につられ琉季くんはダッシュをした。その後、ゴール手前、現然枝さんは走ってくる琉季くんを見つける。その時、琉季くんの表情は少し疲れていた。

最初にダッシュしてしまったため、終盤、疲れてしまったようだ。

そして、ゴール。結果は4分29秒だった。

「作戦通りにいかなかったー。」

琉季くんは、少しくやしそう。

琉季くんは、初めての小学校の運動会の徒競走ではライバルをおさえて1位に。でも、鉄棒でライバルに先を越されても、意外と冷静。しかし、そろばんで負けた時は悔しくて大泣き。冷静な面もあると同時に、挑戦する気持ちもしっかりある。

現然枝さんは言う。

「今回の大会で順位は23位でしたが、初めて一人で参加し、一位なるにはどうしたらいいかな?ということを初めて言い始めたんです。そういう気持ちを持ってくれたことがうれしかったですね。」

次に挑戦する大会は味の素スタジアムで開催される『マニュライフ生命わくわくチャリティラン2015 駅伝&ハーフマラソン in 味スタ』だ。この大会では、友達と申し込み、一人で走る。タイム計測がなく、楽しめる大会。

人と競争することが全てではなく、母想いの優しい小学生ランナー琉季くん。これからどんな風に成長していくのか楽しみだ。

 

(文責:石渡 素子)

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